「女の子にさせられる罰」Petticoat Punishmentの世界

petticoat punishment (ペチコート・パニッシュメント)という言葉をご存知でしょうか。

私は、コメント欄で最近知りました。日本のアダルトビデオでも「強制女装」というジャンルがありますが、それと似ているようで、かなり違う…。ニッチな分野であり、ネットで検索しても、かならずしも情報量が多いとは言えません。しかし、非常に奥が深く、伝統のある分野だと感じました。

いくつかの海外サイトを検索してみたのですが、次のような画像がヒットしましたので引用・紹介します。

女たちから強制的に女子の服を着せられる男の子。

シチュエーションはよく分からないですが、雰囲気は伝わって来ますよね。

よく見ると、男の子が一人いるのが分かります。可愛らしい女子の衣装を身につけさせられています。

周囲には、年齢の異なる複数の女児たちと、その母親らしき大人の女性たちがいます。ママ友なのか、親族の女性が集まっているのか…。

いずれにせよ、男の子にとっては孤立無援の状況であり、この場では圧倒的な権力者である女性に囲まれて、逆らう余地がなく、女装させられているのだと思います。

…これって、私が長年追い続けているテーマであるCFNM(着衣の女性と脱がされる男)とは、似て非なるものかもしれません。しかし、その根底にある「志」は、ものすごく親和性があると思いました。

強制女装

たぶん、petticoat punishmentのキモは、単に女子の恰好をさせられるというだけでなく、身も心も女の子になるように一定期間強要することなんだと思います。

そのような事態が起きる理由は、多くの場合、お仕置きです。女の子をいじめたり、卑猥な発言をしたり、粗暴なふるまいをした場合に、〝ペチコート罰〟が発動します。女子としての時間を過ごさせることで、これらの〝有害な男らしいふるまい〟を矯正することが目的です。

もちろん、見せしめとしての意味も大きいでしょうね。男の子たちは、明日はわが身…と思って、内心恐怖し、みずから粗暴なふるまいを改めるでしょう。

女の子たちは、復讐する絶好のチャンスです。男子に虐げられた思いを、ここぞとばかりにぶつけることが許されます。

身も心も女の子になるためには、他人から見えない下着であっても手を抜くことは許されません。年齢相応のブラジャーとパンティを着用するのは当然。ある程度お化粧も必須ですし、女の子らしい髪型、女の子らしいリボン、女の子らしいアクセサリーなどはマストアイテムです。

〝ペチコート罰〟が発動することは、地元で周知されることがほとんどです。その方が効果的な罰になるからです。すると、ご近所のお姉さんから、お古の赤いランドセルや帽子などの小道具が届けられることもあるかと思います。

短いスカートで太ももから下を露出する場合には、すね毛が見えるなどはもってのほかです。前日にプロがいるエステに連れて行くなどして、つるつるにしてしまいます。

頭髪が短い場合には、きちんとしたウィッグを使用するなどして、できるだけ自然に女の子に近づくようにします。その際、量販店で売っているような、コスプレ用のかつらは、ギャグになってしまうので避けた方がよいと思います。

男性が余興や悪ふざけなどで、みずから女装するケースとは一線を画す必要があります。あくまで本物の女の子として扱わなければなりません。

petticoat bunishment 近所のお姉さんたちが迎えに来るので逃げられない。
当日は近所のお姉さんたちが迎えに来るので逃げることは不可能

もう一つ重要なプロセスは、女の子の名前をつけてあげることでしょうね。

たとえば「マサヒロ」という名前は誰が見ても男の子です。petticoat punishmentにおいては、本来の名前は取り上げられてしまいます。新たな名前は、「マサミ」や「ひろ子」など元の名前に近いものとなることが多いです。それは屈辱的であり、女の子になった実感を与えるものなのです。

他方で、いかにも女の子らしい、可愛い名前をみんなで提案するのも一興です。

改名したことで、精神的な打撃を受けると思います。ここまで来ると、当然のように女の子としての日常がやってきます。

学校での最初の試練は、オシッコでしょうね…。

当たり前ですが、男子トイレを使うことは許されません。立ちションをするなど論外です。学校では、常にいじわるな女子グループの監視の目が光っており、休み時間にトイレに行こうとすると、大勢の女子に囃し立てられ、女子トイレの個室に入るまで確認されます。

「立ちションしたらダメよ!わたしたち、外で聞いてるからね。立ちションなんかしたら、すぐ音で分かるから!」

屈辱に耐えて出てくると、クラスの女子がわっと寄って来て、みんなで女子トイレの鏡の前に連れて行きます。慣れないおトイレで、スカートや髪が乱れているのを、よってたかって直します。

「女の子にさせられる罰」〝Petticoat Punishment〟の世界

学校では、保健体育や水泳の授業も試練となります。男子がサッカーで盛り上がっていても、参加することは許されません。女子たちと一緒に、レオタードを着せられて、体操の発表会に出なければなりません(というか、女子なんだから当然)。

着替えも女子更衣室でします。生粋の女子の中には、petticoat punishmentで男子が更衣室にいることを嫌がる子がいるかもしれません。しかし、実際のところ、圧倒的多数の女子たちは、嫌がるどころか、はじっこで恥ずかしそうに着替える彼を、面白おかしく徹底的にあおり倒します。

「なんでそんなに隅っこにいるの?」

「女の子同士、こっちへおいでよ」

「恥ずかしいの?」 「なんで??」

「ねえねえ、わたしの新しいブラジャーかわいいでしょ」

「早く着替えないと、体育の授業に遅れちゃうよ」

「もう、班の責任になるから、はやくして!」

「わたしたちが着替えさせてあげるよ」

お姉ちゃんが中学のときに制服を着せられ、強制的に女装させられた男の子。

ところで確証はありませんが、文献を調べると、古い時代のイングランドなどでは、児童に対する鞭打ち等のお仕置きとならんで、petticoat punishmentが実際に行われていたという記述が見られます。現代では許されない体罰ですが、単なるМ男の妄想ではないリアリティがあるところが良いですよね。

古い時代のヨーロッパなので、petticoat punishmentには、実は女性蔑視の思想が背景にあると私は考えています。つまり、男が女の恰好をすること=恥ずかしいこと という図式が成り立つのは、本来男の方が社会的な地位が高いこと、強制女装は男を女の地位まで堕として恥辱を与えるものだ、という暗黙の前提があったと思うのです。

(こうした風潮は世界共通のようで、たとえば三国志演義にも、孔明が司馬懿に対して女の服を送り付けて侮辱し、挑発するシーンがありました。)

ただ、これは今の世の中では、まったく逆の意味を与えうると思います。つまり、フェミニズムや女性優位の思想に基づき、〝有害な男らしさ〟〝女性を力で支配しようとする男の加害性〟など、〝男性性〟を否定する価値が世の中に広まりつつある現代において、強制的な女性化を実施することで、男たちの暴力性を封じ込めようとする考え方です。

もっと言えば、petticoat punishmentも究極まで行けば、心身ともに女の子としての生活を継続することが求められます。そうすると、「女の子になりきるために、毎月クリニックへ連れて行って、強制的に女性ホルモンを摂取させる」という発想になるのが自然です。

さらに、「それなら、いっそ男性器は不要だから、去勢してしまった方が良いのでは」などと、〝男性性〟を潰す方向へ、発展して行く可能性もあります。それを肯定する女性たちの論理は、「女性の方が優れている。女性だけの世界になれば戦争が起きず、化学も文化も経済ももっと発展する」というものでしょう。

私の作品である『オトコノコノ刑』シリーズは、まさにそうした思想が背景にあるのでした。

ここはそういう妄想ファンタジーを楽しむサイトですので、本気で嫌な人、反発を覚えるという人は、そっと閉じてくださいね…。

女性だけで構成される平和で安定した社会のイメージ
女だけの平和な世界…

ちなみに私フクムラは、5歳年上の姉がいて、幼少期には姉のお古を着せられることがよくありました。なぜか妹たちは姉のお古ではなく、新品を買ってもらっていました。

姉は私とは真逆にアクティブな性格で、中学卒業までは髪も伸ばさずに、スカートも嫌って、ほとんど着たことがないという人だったので、姉のお古といっても、スカートを無理に着せられるということではなかったです。

それでも、母親が姉に買い与える服の中には、暖色系の女の子ぽい服があり、(たぶん母は姉に女子服を着せたかったのでしょう…)姉があまり着ないので、数年後に私に回ってくることが多かったです。今となっては、もっと女子の服を着ておけば良かったかな…。

おわり

コメント

  1. 名無し より:

    女子を見下している男子にとって、女子のように振る舞うよう強制されるのはかなりの屈辱でしょうね。
    いつかPetticoat Punishmentを描いた小説が読めるのを楽しみにしてます。

  2. Madloose より:

    さっそくリクエストに応えていただきありがとうございます。
    Petticoat Punishment (P.P.)とCFNMは車の両輪みたいなだと思っているのですが、なかなか双方をバランス良く扱った作品ってないですね。
    日本の作品では、入り口は「強制女装」でも最後まで男の子が辱められるというより、途中から「これがボク?」的な展開になって本人もまんざらじゃない展開になってしまうものが多く、これじゃお仕置きにならないじゃないかと思います。そうでなければ、ハリカタなどを用いたハードSMになって、これも感情移入できない。やはり痛いのはイヤです(笑)
    一方、海外ではP.P.にはステキな作品が多いけど、逆にCFNMはあまりいいのがない。特に未成年を対象としたCFNMは見ませんね。
    やはり文化の違いというか、欧米では日本より児童ポルノ規制が厳しくCFNMは児童虐待とされているのではないかと思ってます。
    その点P.P.はお仕置きであり、あくまで教育の一環として認知されているのでしょう。
    個人的にはP.P.、CFNM両方をうまく取り入れた作品がもっと盛んになって欲しいですね。小さな男の子が裸にされて散々オチンチンをなぶられ、最後の一滴まで絞り出されたあげくにショーツを穿かせられ、「もう全然勃たないわね、これなら女の子のパンツでも目立たないね」とさらに辱められる展開、萌えますね~

  3. 福村智雪 福村智雪 より:

    >>男の子が裸にされて散々オチンチンをなぶられ、最後の一滴まで絞り出されたあげくにショーツを穿かせられ、「もう全然勃たないわね、これなら女の子のパンツでも目立たないね」とさらに辱められる

    まさに、私が目指したいシチュエーション展開です。ありがとうございます。

    Petticoat Punishmentという観点も、教えて頂いて感謝です。